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理学療法士が考える肩こりの原因。

自律神経, 姿勢改善, 肩こり, 未分類

皆さんこんにちは!
整体院リハイロ三吉店です。

今回は理学療法士から見た肩こり原因について解説させていただきます。

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パート1の記事では賢く肩こり治療をや治療院を選択するためには?
そしてそれには、原因を知る事が大切というお話でした。
さらに一般的な肩こり原因についても見ていきました。

今回は『肩こり原因/理学療法士からみた肩こり症の原因』です。
かなりマニアックな内容かもしれませんが、お付き合いいただけたら幸いです。

★専門家から見た肩こり症の原因★

●トリガーポイント

簡単にご説明すると筋肉の中にできるコリです。
痛み/痺れ/倦怠感などの引き金になるものをトリガーポイントと言います。
肩こり症の重度の患者さんでは、筋肉内にトリガーポイントが存在する場合が極めて多いです。
コリの親玉のような存在で、放置すると二次性トリガーポイントと言われる新たなコリを生み出すため、放置は厳禁です。

トリガーポイント

●上位交差症候群(筋肉のアンバランス)

猫背などの姿勢(背中が丸まった姿勢)になると、緊張して硬くなった筋肉や、引き伸ばされて弱くなった筋肉が特定の場所に現れます。
それが首周りでXに交差するような状態になっていることから名付けられた症状です。
この交差する部分が圧迫されたり絞扼されると痛みや凝りの原因となります。
症候群と呼ばれているので、肩こりをはじめ頭痛などの様々な問題を引き起こします。

●顎関節の機能障害(顎関節症/アゴの問題)

顎を動かす筋肉には、咀嚼筋(そしゃくきん)と呼ばれる口を開く筋肉と閉じる筋肉が存在します。顎関節症などアゴの動きが悪いと、これらの筋肉に負担がかかり緊張していきます。
この咀嚼筋は筋膜から肩周りと繋がっています。
そのため、緊張が肩周りに繋がることで肩こりとなります。

あご

アゴは重心をコントロールするとても大切なバランサーです!アゴが自由に動かせない状態になると、首の付け根を緊張させ首や肩全体を固め不安定にならないようにします。

これも肩こりや頭痛の引き金になります。

●呼吸に関わる関節の可動性低下

首こりや肩こりに関わる筋肉には、呼吸補助筋と言われるものが含まれています。呼吸補助筋とは深呼吸などで働きます。

呼吸筋

文字通り呼吸を助ける筋肉ですので、肋骨が固まっていなければ安静時に呼吸補助筋の出番はありません。
ですが、現代ではデスクワークやスマホ操作などで猫背になりやすく肋骨の動きも悪くなっています。結果、浅い呼吸になってしまっているため、呼吸を補助しようと呼吸補助筋の働く割合が増加します。そのため、肩こり症として現れてしまいます。

●胸椎の可動性低下

背中が丸まる姿勢→猫背の状態になると顎を突き出したような形で、頭の位置が前に出てきます。いわゆる「ストレートネック」とも言われる状態です。
ストレートネックは首の問題だと思われがちですが、原因は胸郭です(体幹部分)。
首の土台として機能しているのは胸椎を含む胸郭(肋骨/胸骨/胸椎)です。
この胸郭の位置が悪い限りは自然とストレートネックになるため、肩こりも誘発されます。

姿勢

前回お話しした一般的な内容とは違った原因を書かせていただきました。

これが理学療法士の視点からみる肩こり症です。

少し難しく感じるかもしれませんが、普段からストレッチなどのセルフケアを行っている人であれば、上記の問題点を少し意識するだけで肩こりは変化します。

ツーショット

根本的から体を整える施術、運動でお悩みを解消していきたい方は、ぜひ整体院リハイロへご相談ください。あなたの不調の原因を細かく検査し、最短で良くなるように全力でサポートさせていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました♪