足の痛み~足根管症候群とは?~
皆さんこんにちは!
整体院リハイロ三吉店です。
今回は足の痛み~足根管症候群~という病名について解説していきます。
足根管症候群という言葉は聞き慣れないかもしれませんが、そもそも足根管とはどこの事なのでしょうか?
また、どんな痛みがあれば足根管症候群と判断できるのでしょうか?
これらについて解説していきます。
・足根管とは???
足根管とは足首の内くるぶしの下に存在しているトンネルの様なものです。
足裏につながる神経はこの足根管を通って足の裏~足の指先に走ります。
このトンネル内には神経だけでなく、動脈や静脈が一緒に通っている為、傷つきやすくなっています。
神経が傷ついてしまう事で足裏や足の指に痺れや痛みが生じてしまいます。
このような病気を足根管症候群と言います。
・足根管症候群の特徴は???
足根管は内くるぶしの下にある為、足根管症候群では足の甲や足首より上で痛みや痺れが出ることはありません。
また、神経が傷つく事で足をついた時に砂利の上を歩いている感覚になったり、冷えを感じる事などが特徴です。
もう一つの特徴的な症状として、立ったり・歩いたりすると痛みや痺れが悪化し安静にすと症状が落ち着くといったのも特徴的になります。
しかしこれだけで足根管症候群と判断するのは困難です。
足首の痛みや痺れを伴う病気はたくさん存在するからです。
例えば腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症なども同様に足裏に痺れや痛みを生じることがあります。
また、糖尿病による足裏の痺れを感じる方もおられます。
したがって当店では症状だけで判断するのではなく、判別する検査もしっかりと行います。
方法の一つとして足根管を圧迫したときの痛みや痺れの確認やティネル徴候といって足根管の部分を軽く叩くと傷ついた神経の影響で足の裏や足先に痺れを伴うようなことが起こります。
また足の指を反らせた状態から足裏が外に向くポジションを5秒から10秒キープしていただきます。
もし、できない場合は足根管を通る神経が圧迫されている可能性が非常に高くなります。
これらの検査を踏まえて足根管症候群かどうかを確認していきます。
・足根管症候群に対して行う事とは???
足根管症候群の多くの場合は扁平足が原因で起こっています。
扁平足になることで足根管のトンネルが狭くなり、神経を傷つけやすくなります。
当院では扁平足の原因となる筋肉のリラクゼーションや必要であれば足首のテーピングを行います。
また、扁平足は足だけの問題ではなく、姿勢の歪みも影響しています。
したがって全身の歪みや筋力不足などがないか確認し、最善のプランで施術を行っていきます。
足根管症候群は状態や症状によっては手術などを行わないといけないこともあります。
手術などに移行する前に原因を突き止めて治療をする必要があります。
現在、足首の痛みや痺れでお悩みの方はお気軽に整体院リハイロへお気軽にご連絡・ご相談ください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。