日常生活に影響する変形性股関節症について解説!
皆さんこんにちは!
整体院リハイロ三吉店です。
今回は変形性股関節症について解説していきます。
皆さんは、変形性股関節症という言葉を聞いたことはありますか?
股関節は骨盤と大腿骨の2つで出来ている関節です。
大腿骨(太ももの骨)が変形してしまうと股関節の動きが硬くなったり、痛みが出てきたりします。
日常生活であれば、靴下を履く動作や立ち座り、歩く動作まで痛みの影響から制限を受けてしまいます。
変形性股関節症は重症に至ると、手術が必要になります。
1度変形してしまった骨は元には戻すことはできませんが、体の状態を良くしていくことで変形の進行を食い止め、痛みを減少させることができます。
・変形性股関節症とは?
関節でクッションの役割を果たしている組織に「関節軟骨」というものがあります。
この関節軟骨がすり減ることによって骨に負担がかかり炎症が生じます。
炎症がひどくなると関節が変形していきます。
つまり、変形性股関節症とは股関節の関節軟骨がすり減り、炎症が生じ変形が進行している状態を指します。
・変形性股関節症の症状
変形性股関節症の症状は、股関節(脚の付け根)あたりに違和感を感じたり痛みが出きます。
また、股関節の動きが悪くなり曲げることが難しくなってきます。
そのほかにも、動き始めや歩いている時に股関節に痛みが出ることも特徴として挙げられます。
・どういう人がなりやすいのか?
ある研究で立ち仕事を行うグループより座り仕事のグループの方が変形性股関節症になる割合が低かったと報告されています。
その為、立ち仕事がメインであると股関節を痛めてしまうリスクは高くなります。
男女比
男女比では1:7で、圧倒的に女性に多いのが特徴です。
年齢では50代~70代に多く、症状は5~10年ほどの期間で徐々に進行していきます。
稀に症状が急激に進行することがあります。
・変形性股関節症の変形レベル
初期:関節の隙間がわずかに狭くなる時期
初期症状では、椅子からの立ち上がりや歩き始めなどに、脚の付け根やお尻周りに違和感や軽い痛みが出てきます。
特に日常生活に支障が出ないことが多いため、あまり問題視している方が少ない傾向にあります。
進行期:初期と比較すると関節の隙間がさらに狭くなる時期
立ち上がりや歩いている時に、脚の付け根やお尻に痛みが出ている状態です。
また、股関節の動きも悪くなってくる時期なので、股関節を深く曲げれないなど日常生活においても支障が出ている時期です。
末期:関節の隙間が消失する
体重をかけることや股関節を動かすことが難しくなります。
変形レベルは骨の変形によって決まってきますが、必ずしも 変形と痛みが一致するわけではありません。
末期の時期でも痛みが少ない方もいれば、初期でも激痛に襲われる方もいらっしゃいます。
手術が必要なケースは日常生活にも支障をきたす場合です。
股関節痛の影響から日常生活に少しでも支障をきたしている方は、早めに専門家へご相談されることをお勧めいたします。
《まとめ》
人それぞれ原因が違うため、なぜ痛みが出ているのかを突き止める必要があります。
運動を行い、筋力をつけることで関節の変形を食い止める事ができます。
しかし、誤った運動を行うことで状態を悪化させてしまうこともあります。
股関節周りのストレッチも同様です。
関節を支えてくれている筋肉を緩めることで関節が不安定な状態に陥り、運動時痛を増悪させてしまうことがあります。
変形性股関節症と向き合っていくためには、あなたに合わせた対応をとる必要があります。
根本的から体を整える施術、運動でお体のお悩みを解消していきたい方は、ぜひ整体院リハイロへご相談ください。
あなたの不調の原因を細かく検査し、最短で良くなるように全力でサポートさせていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪