股関節の付け根が痛くなる原因とは???
皆さんこんにちは!
整体院リハイロです。
今回は股関節の付け根(鼠径部)の痛みについて解説していきます。
皆さんは股関節の付け根が痛くなった経験はありますか???
当店では股関節の付け根が痛くて来られるお客様は結構いるんです。
しかも多くの方は特にきっかけなく急に痛くなったと言われます。
痛くなる場面としては・・・
・あぐらをかくと痛い
・しゃがむと痛い
・歩いていて方向を変えるときに痛い
などが多いです。
ではなぜきっかけなく股関節の付け根が痛くなるのでしょうか?
①股関節の特徴とは???
股関節は球(きゅう)関節という関節で、骨盤の受け皿と大腿骨の先端にある骨頭(丸い形)で出来ています。
この球関節の特徴としては様々な方向に動くことが出来ます。
股関節でいうと、前後・左右・回旋(捻る動き)が出来る為、深くしゃがんだりあぐらをかいたり、内股になることができます。
人体では肩関節も球関節の構造になっています。
したがって股関節は身体の中でも大きな動きが出来る関節の一つになります。
②股関節と腰の関係性
股関節の動きは様々な方向に動く事は理解できましたか?
そしてもう一つ股関節の特徴は、腰と連動して動く事です。
例えば、前屈動作(立った状態で前屈みになる)では股関節を曲げる動作と一緒に腰も曲がる動作を行います。
逆に後ろに反る時には股関節が伸展(後ろに伸ばす)動作と腰を反る動作が組み合わさって行います。
つまり、股関節と腰は連動して動く事によりスムーズな生活動作を行うことができるのです。
③股関節の付け根が痛くなる原因とは???
股関節の付け根が痛くなる場面の多くは股関節を曲げたときに生じます。
この時、股関節が曲がると同時に腰も曲がる動きをする必要があります。
しかし、股関節の付け根に痛みが生じる方の多くは腰が動かず、股関節だけで曲げる動作をしてしまいます。
すると股関節で無理に曲げる動作が生じ、付け根で痛みが出てしまうのです。
つまり股関節の付け根で痛みが出てしまう方の多くは股関節の問題ではなく、腰の動きが悪くなっているパターンが多いのです。
腰の動きが悪くなる方の姿勢としては反り腰のパターンが多いです。
反り腰になると腰を曲げる動きが出来なくなり、常に反った状態になります。
したがって反り腰を改善することが股関節の付け根の痛みを改善するポイントになります。
④反り腰解消の体操
では反り腰を解消するセルフエクササイズをご紹介します♪
1 まずは椅子に浅めに座ります。(股関節は少し開いた状態で座りましょう)
2 そこから腰をゆっくりと丸めるように動かします。
3 元の位置に戻すようにゆっくりと腰を立てていきます。
ポイントとしては腰の動きを意識することです。
腰を立てた時は反りすぎないように注意しましょう。
これを1日10回3セット行うようにしましょう。
いかがだったでしょうか?
今回は股関節の付け根の痛みについて解説しました。
股関節の痛みは普段の姿勢による影響が大きく関与しています。
股関節の痛みや姿勢の崩れでお悩みの方はお気軽に整体院リハイロへお問い合わせください。
お待ちしております。