朝起きた時の腰痛はベッドがあってない?それとも・・・
皆さんこんにちは!
整体院リハイロです。
今回は朝起きた時の腰の痛みについて解説させていただきます。
朝、起きた時に腰の痛みがあると寝起きがスッキリしませんよね?
痛みや違和感が30分ほど続き、その後は問題なく動ける・・・
このような症状が当てはまる方は多いのではないでしょうか???
実は当店にもこのような症状でお悩みの方がたくさん来られています。
ではなぜ朝起きた時に腰痛が生じるのでしょうか?
その原因とセルフケアについて解説をしていきます。
・朝の腰痛の正体とは???
タイトルにもあるように朝の腰痛はベッドがあってないから生じるのでしょうか?
いいえ実は・・・
『反り腰』が影響しています。
背骨の腰の部分は元々反る方向にカーブしています。
しかし、これが姿勢の歪みによって反る方向へのカーブが強くなりすぎている状態になります。
この反る方向のカーブが大きくなり過ぎた状態のことを「反り腰」と言います。
・反り腰になるとなんでダメなの???
ズバリ反り腰になると、背中の筋肉は硬くなってしまいます!
正しい姿勢であれば、背中の筋肉は伸び縮みできる柔軟性があります。
しかし、反り腰になると良い姿勢の時と比べた場合、背中の筋肉が縮む方向に働きます。
つまり腰骨についている背中の筋肉が硬くなることで、反り腰が悪化します。
また、反り腰の状態が長くなるため、背中の筋肉はさらに硬くなる!という悪循環に陥ります。
・朝起きた時の腰痛とどんな関係があるの???
寝相や寝具にもよりますが、朝起きた時の痛みには反り腰が大きく関係しています。
実は寝ている状態(仰向け)では立っている状態よりも腰は反っている状態になっています。
反り腰になると背中の筋肉が硬くなる!ということから、筋肉が硬くなることで血液の巡りや代謝が低下するため、体の循環機能が低下します。
さらに寝ている時は、日中よりも動く量が少ない為、余計に筋肉が硬くなります。
結果、目覚めて動く時に血行が良くなり老廃物が体中を巡る為、それが引き金となり痛みや違和感が生じるという仕組みになっています。
・寝返りの回数も大切!
一晩の間に15~20回ほど、健康的な大人であれば寝返りを行います。
寝返りの回数が少ないと体の不調に繋がるという医学的データもあります。
寝相は良いけど寝返り回数が少なすぎるということは、就寝中ずっと同じ姿勢をとっている為、体には負担がかかってしまっています。
したがって寝返りは筋肉の柔らかさや循環を促すためにもしないといけないものになります。
・どうすれば起床時の痛みから解放されるのか?
1、反り腰を治すこと
上述のように反り腰が要因で痛みに繋がっている為、根本治療として姿勢を治すことが重要になります。
2、寝具を整える
合う合わないがあるため、このメーカーを!とは推奨できませんが、マットレスは硬過ぎても柔らか過ぎてもよくないです。
柔らかいマットが気持ちいいと思っていても、寝返りのしやすさで考えると柔らかいマットはNGになります。
また、枕の高さや柔らかさは寝返りしやすい高さのものが良いです。
・自宅でできるケアをご紹介♪
「背中の筋肉のケア方法」
反り腰に関係する筋肉である脊柱起立筋という部分を狙ってケアを行いましょう。
今回はテニスボールを使ったケアの方法をご紹介いたします。
1、両膝を立てた仰向け状態になります。
床面はテニスボールを使用するケア方法になる為、布団やマットレスの上ではなく、フローリングや絨毯の上などで行ってください。
2、背骨のすぐ横に脊柱起立筋はあるため、真ん中より少し横の位置にテニスボールをセットします。
場所がわからなければ、少しずつ場所をずらしながら「痛気持ちいい」と感じるポイントを探しましょう。
3、ボールセット後にボールを背中に入れた側の股関節をゆっくり曲げていきましょう。
曲げすぎるとボールが当たっている場所が痛い!という場合は、股関節を曲げる角度を微調整していきながら様子を見てください。
ケア時間は片側2分間ほどで、行っていきましょう!
運動も合う合わないがあるため、運動自体が苦痛だったりケアの後に違和感が残る場合などは、行わないようにして下さい。
何事も継続して行うことが大切です。
無理ない範囲で続けて運動を行うことをオススメいたします。
根本的から体を整える施術や運動でお体のお悩みを解消していきたい方は、ぜひ整体院リハイロへご相談ください。
あなたの不調の原因を細かく検査し、最短で良くなるように全力でサポートさせていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪