あなたは大丈夫?骨盤の歪みはあの痛みに繋がる!?
皆さんこんにちは!
整体院リハイロ三吉店です。
今回は、動き始めに生じる骨盤の痛みについて解説していきます。
朝起きて布団から出ようとする時や、長時間同じ姿勢後の動き始めに腰周りやお尻の付近に痛みが出たことはありませんか?
実は長時間同じ姿勢を続けることで、筋肉が硬くなり血の巡りや代謝機能の低下を引き起こします。
そうなると体のバランスが崩れ、骨盤の歪みに繋がってしまうんです!
そして、動き始めの痛みは骨盤の歪みから生じる痛みの可能性が高いと言われています。
では骨盤はどのようにずれてしまうのでしょうか?
まずはそこから解説していきます。
・骨盤はどんな構造???
骨盤は骨盤の中心にある仙骨と両サイドにそれぞれ寛骨という骨があり構成されています。
仙骨と寛骨を繋いでいる部分を「仙腸関節」と言い、少しだけ動くようになっています。
実はこの仙腸関節に負担がかかることで、動き始めの痛みにつながってくるんです!!
これを医療業界では仙腸関節痛と言います。
仙腸関節痛は、10代~80代の全般で見られ、やや女性の比率が多いと言われています。
年齢の割合は30代~40代で最も多くこの症状が見受けられます。
この仙腸関節痛の厄介な部分は、骨盤の痛みに加え、お尻~太もも・ふくらはぎの外側に痛みや痺れが出ることです。
また、仙腸関節痛は骨の変形や骨折などの影響は受けにくく、骨盤の機能が破綻した時に生じやすい傾向があります。
つまり、骨盤の機能破綻=骨盤の歪みになるので歪みが痛みの大きな原因となります。
また、仙腸関節は他の関節に比べ、痛みに反応しやすい組織が多くあります。
そのため、痛みが出やすい特徴があります。
ではどうやって仙腸関節痛かどうかを判断すれば良いでしょうか?
・仙腸関節痛の特徴
仙腸関節痛を特定する検査方法は多くありますが、わかりやすいサインがあります。
ヘルニアや脊柱管狭窄症であれば、腰をさすりながらこの辺りが痛いです!と言われるのに対し仙腸関節炎がある方は、ここです!!と骨盤のこの部位を指差します。
では、なぜこの痛みが出てくるのでしょうか?
理由は、先ほど述べた痛みに反応しやすいというのもありますが、骨盤の歪みに伴い仙腸関節の一部分にだけ強いストレスがかかってしまうからです。
骨盤の動きには前側に倒れる動き(前傾)と後ろ側に倒れる運動(後傾)があります。
この前傾と後傾の動きが腰の反ったり中腰になったりする時に連動して動く為、非常に重要な運動になります。
しかし腰や股関節周りの筋肉が硬くなっていると、仙腸関節の動きが悪くなり、スムーズな動きができなくなってしまいます。
すると骨盤は徐々に歪み、仙腸関節痛が生じやすくなってしまうのです。
したがって仙腸関節痛を解消させる為には、
1、腰周りや骨盤周囲の筋肉の柔軟性を高める
2、体幹筋を鍛えることで骨盤を安定させる
この2つが重要になります。
体幹筋の強化ポイントとしては、インナーマッスルの働きを高めていくことです。
インナーマッスルとは腰や骨盤を安定させる為に非常に重要な筋肉になります。
また、体型や生活習慣を見直していく事も重要になります。
体型で言うと、反り腰になるとお腹が出たような姿勢になって骨盤が前に出てしまいます。
姿勢が崩れると骨盤の位置も歪んでしまうので、姿勢や体型を見直していくことも重要です。
また、椅子に座っている時に足を組むクセがある方も要注意です。
足を組む姿勢では、骨盤が一定方向に傾きが出やすく、骨盤の歪みの原因にもなるので出来るだけしないようにしましょう!
では実際に自宅で出来るセルフケアのご紹介をしていきます!
・セルフケアのご紹介♪
1 骨盤周りの筋肉を緩める方法
テニスボールを使って、硬い筋肉をほぐしていきます。
お尻のエクボ部分にテニスボールを入れます。
膝を少し横に倒し、ちょうど良い圧がかかる部位を探します。
2分間くらいかけながら、骨盤周りの筋肉の硬さをとっていきます。
2 腹筋(インナーマッスル)の働きを高める方法!
呼吸:ドローインという方法です!
息を吐く時に、しっかりお腹を凹ませることで腹筋の機能を高めることができる呼吸方法です。
膝を立て、仰向けになる。
呼吸をするとき、大きくお腹を膨らませるよう息を吸う。
息を吐くときに、しっかりお腹を凹ませていく。
息を吸う3秒 息を吐く7秒 10回行っていきましょう!
いかがだったでしょうか?
一人ずつ原因や症状に違いがあるため、このケアで絶対に良くなるとは言えませんが、多くの方に当てはまる体操になりますのでぜひ試してみてください!
当店では国家資格とトレーニングのライセンスを保有した経験豊富のスタッフがあなたの不調の原因を細かく検査し、最短で良くなるよう全力でサポートさせていただきます。
不調がありなかなか改善しない、早く不調を良くしたいとお考えの方は、ご連絡ください。