頸椎椎間板ヘルニアの原因とは??
皆さんこんにちは!
整体院リハイロです。
さて今回ですが・・・
頸椎椎間板ヘルニアについてお話し、解説をしていこうと思います。
皆さんの中で腰椎椎間板ヘルニアは聞いたことのある方は多いのではないでしょうか?
実は頚椎(首)に関してもヘルニアがあります。
それが頸椎椎間板ヘルニアになります。
この頸椎椎間板ヘルニア、どういった症状で何が原因で発症するのでしょうか。なのでまずはこの辺りから説明していこうと思います。
・頸椎椎間板ヘルニアとは!?
そもそも頸椎椎間板ヘルニアとは、どちらか一方の腕に強い痛み・痺れ・脱力が生じ、症状が進行すると両方の手足に痺れを伴い歩くのが難しくなる歩行障害などが現れてきます。また首の痛みを生じることを頸椎椎間板ヘルニアと呼びます。
では一体なぜこのような様々な症状が現れるのでしょうか。
そもそも頸椎とは首骨のことを指します。背骨には骨と骨を繋ぐクッションが存在します。これを『椎間板』と言います。
椎間板の役割としては・・・
①衝撃の吸収
②同時に脊椎を動かせる
③神経の保護
などが挙げられます。
・頚椎椎間板ヘルニアになる原因とは?
この椎間板ですが、クッション性はあるんですが「剪断力」には弱いんです。
剪断力とは捻ったり前後のズレのことを言います。
つまり首の骨や関節がズレると椎間板が傷ついてしまうという事になります。
そして、この剪断力が加わることで頸椎椎間板ヘルニアが発症したり症状が強くなったりします。
椎間板のクッションには中心に『髄核』という水分を多く含んだゲル状のものがあります。
この髄核が先程の剪断力がかかることで関節より飛び出し、神経を圧迫し、痺れや痛みを引き起こします。
髄核は水分を多く含んでいるため弾力性に優れているのですが耐久性はあまりありません。
耐久性が落ちていく原因として多いのが、遺伝的要素・加齢・喫煙者と言われています。
喫煙者に多いのはびっくりされる方も多いのではないでしょうか?
頸椎椎間板ヘルニアの発症には加齢に伴う椎間板の変性がかなり高いと言われているのですが、逆に高齢化していくと椎間板の水分が減少していく為、発症率は低下していきます。
ですので頸椎椎間板ヘルニアを発症しやすい年齢は高齢者よりも、30から50代に多いと言われています。
前述したように、症状が進行すると両方の手足に痺れを伴ってしまい、ひどい方は歩くのが難しくなる方もおられます。
経験上、片側だけの痛みや痺れだけの場合、保存療法(施術や運動)で軽減する場合がほとんどですが、両手の痛みや痺れ・歩行障害や麻痺・筋肉の低下を伴った場合は施術や運動だけでは厳しくなる可能性が高いです。
そうなる前に『予防』を痺れや痛みを起こしにくい身体にする必要があります。
現在、腕や手に痺れや痛みがある方はお早めに整体院リハイロにご相談ください。
お待ちしております。