ひざの内側が痛くなる変形性膝関節症とは???
皆さんこんにちは!
整体院リハイロです。
さて今回の内容は・・・『膝の痛み』についてお話ししていこうと思います。
膝の痛みの中で特に多いのが「変形性膝関節症」という疾患です。
変形性膝関節症というのは、体重の増加による膝関節の負荷や加齢などによって膝の軟骨がすり減ってしまい膝に強い痛みを引き起こします。
変形性膝関節症にはX脚とO脚の変形に分けることが出来るのですが、日本人のほとんどが『O脚変形』になりやすいと言われています。
O脚変形とは膝が外側に曲がった(湾曲)状態のことをいいます。
日本でO脚変形が多い理由としては色々言われているのですが、日本人は元々和式トイレの習慣があったためしゃがみ込むことがとても多かったです。
このしゃがみ込む動きが毎日のように繰り返されて起こることで膝関節の軟骨が摩耗し痛みを出しているとも言われています。
反対に現代では和式トイレがほとんど無くなり洋式トイレになったため今後はX脚変形が増えてくるとも言われています。
・O脚変形に関連する膝の内側の痛み
O脚変形をきたすと特徴的な症状で「膝内側の痛み」というのが現れます。
なぜO脚変形をきたすと膝内側に痛みが現れるのでしょうか??
まず膝内側の痛みに加わるのは2パターンに分けることができます。
①伸張ストレス
②圧縮ストレス
この2パターンで膝関節にストレスを与え痛みを引き起こします。
まずは①伸張ストレスから順番に解説していきます。
①伸張ストレス
伸張ストレスとは膝内側付近に付着している筋肉や靭帯などが引き伸ばされるストレスのことをいいます。
膝の内側には内側側副靭帯・縫工筋・半腱、半膜様筋・腓腹筋と様々な筋肉や軟部組織が付着しており、これらが膝の変形によって伸張(伸ばされる)され痛みを引き起こします。
これが伸張ストレスになります。
②圧縮ストレス
続いて圧縮ストレスについてです。膝にかかる圧縮ストレスとして、O脚変形が進行すればするだけ下の写真のように膝内側に圧迫される力が働きます。
また圧縮ストレスは膝を曲げる角度によってストレスがかかる場所も変わってくるため膝を曲げる際にはどの角度で痛みが出ているのかが治療を行う場合も大切になってきます。
また膝には『半月板』という骨同士を支えてくれているクッションが存在します。
膝の内側・外側の両方に付着しているのですが、内側の半月板の方が動きが少ないため問題が起きやすくなります。
圧縮ストレスで痛みが出現する場合は半月板などの損傷も考えられます。
これが膝の痛みの原因となることが多いです。
現在、運動時の膝の痛み・日常生活での膝の痛みでお悩みの方はお気軽に整体院リハイロにご相談ください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。