腹筋運動は姿勢を良くするために重要??
皆さんこんにちは!
整体院リハイロです。
皆さんは”体幹を鍛える”というとどんな運動をイメージされますか?
多くの方は腹筋運動(上体起こし)をイメージされるのではないでしょうか?
当店に来られたお客様でも体幹が弱くて腹筋運動が出来ません、とお悩みの方が多いです。
それだけ腹筋運動は代表的な種目ですよね。
では、姿勢をキレイにするために体幹を鍛える時に腹筋運動は優先される種目になるのでしょうか?
腹筋が弱くなると姿勢は崩れるのでしょうか?
今回は姿勢の矯正と腹筋運動について解説していきます。
①腹筋とは??
皆さんが一般的にイメージされている腹筋の正式名称は腹直筋と言います。
腹直筋は骨盤から肋骨についている筋肉で、鍛えることで6つに割れて見えてかっこいいですよね!
腹直筋の働きとしては身体を曲げる作用があります。
皆さんがイメージする腹筋運動のように、身体を丸める時に腹直筋は働きます。
つまり腹筋運動は腹直筋を鍛える種目になります。
②体幹の筋肉は腹直筋だけではない!?
先ほど紹介した腹直筋以外にもお腹には筋肉が存在しています。
実はお腹の筋肉は4つで構成されており、腹直筋以外に外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋と言う筋肉があります。
4つの筋肉は重なり合ってお腹についています。
この4つの筋肉はそれぞれ役割が異なり、お腹を見た時に見えるのが腹直筋と外腹斜筋になります。
この2つの筋肉を鍛えることでシックスパックの引き締まったお腹にすることができます。
残る内腹斜筋と腹横筋は体の奥にある為、体表からは確認できません。
そしてこの2つの筋肉の役割は、”姿勢を保つ”ことにあります。
特に腹横筋は腰を安定させたり、骨盤を整える役割もある為、姿勢をキレイに保つ最も重要な筋肉になります。
③腹筋運動は姿勢が悪くなる!?
姿勢をキレイにするには内腹斜筋と腹横筋が重要とお伝えしました。
そして、残念な事に腹筋運動をすると姿勢がさらに悪くなってしまう可能性があるのです。
えー!?と思ってしまいますよね。
実は猫背で元々身体が丸くなっている人が腹筋運動を行うと腹直筋の力が強くなってしまう為、体を丸めようとする作用が強くなり、猫背がさらに強調されてしまいます。
したがって、猫背の人は積極的に腹筋運動をしてはいけないのです。
逆に腹筋運動が必要な人は、例えばスポーツ選手でコンタクトスポーツ(サッカー、ラグビー等)をされている方です。
腹直筋を鍛えることは相手からのタックルなどに耐える筋力が必要な為積極的に行う必要があります。
サッカー界のスーパースター、クリスティアーノ・ロナウド選手は腹筋運動を週に3~4日、1000回くらい行っているそうです。
このように、目的によって腹筋運動を必要とするかどうかは個人個人で全く異なるのです。
姿勢をキレイにする為には腹横筋の強化を目的とした種目を行う必要があります。
姿勢をキレイにしたくて腹筋運動ばかり行っていた方は種目を修正していきましょう!
いかがだったでしょうか?
腹筋運動は昔から体幹運動の代表的な運動だったので、今でも体幹=腹筋と認識されていることが多いです。
しかし、体幹といっても筋肉はたくさんあるので、個人に合わせた運動メニューで行っていくことが何より重要です。
姿勢をキレイにしたい、自分に合った運動の種目を教えてほしいとお考えの方はお気軽に整体院リハイロ福山店にご連絡ください。
お待ちしております。