腹式呼吸と胸式呼吸はどっちが大切？？
皆さんこんにちは！
整体院リハイロです。
今回は呼吸について解説していきたいと思います。
皆さんはご自身がどんな呼吸の仕方をしているか調べてみたことはありますか？？
ほとんどの方がないと思います。
最近では体幹トレーニングという言葉が話題となり、腹式呼吸が有名になりました。
確かに腹式呼吸を行うことで体幹筋が鍛えられ、腰痛予防や姿勢の改善に有効になります。
しかし、腹式呼吸だけでは不十分なのをご存知でしたか？
呼吸には腹式呼吸と胸式呼吸というものが存在します。
一体どう違うのでしょうか？
そしてそれぞれの呼吸はどういう役割をしているのでしょうか？
では腹式呼吸と胸式呼吸のそれぞれの違いや効果について解説していきましょう。
・腹式呼吸とは？？
腹式呼吸とは肋骨を動かさず、お腹の動きを中心とした呼吸法です。
息を吸った時にお腹が膨らみ、息を吐くとお腹が凹んでいきます。
この呼吸法では体幹筋である、横隔膜の動きを大きく使うことができます。
さらに呼気では腹横筋という美姿勢や腰痛予防に関与する筋肉が働きます。
したがって、腰痛や姿勢の崩れが生じている場合は腹式呼吸を促し、体幹筋を鍛えることが有効になります。
腹式呼吸では副交感神経が活性化される為、リラックス効果も期待できます。
ヨガでは腹式呼吸を基本としています。
・胸式呼吸とは？？
一方で胸式呼吸とは、肋骨の動きを中心とした呼吸法です。
息を吸った時に胸が大きく膨らみ、息を吐くと肋骨が元の大きさに戻ります。
腹式呼吸と違い、お腹の凹凸はほとんどありません。
胸式呼吸では肋骨に付着する外肋間筋という筋肉を使用して肋骨の動きを促します。
肋骨の動きを促す為、肋骨の動きが柔らかくなりしなやかに動くことが出来ます。
また、肩こりや背中の痛みなどの症状は肋骨の動きが固くなっている事が多く、胸式呼吸を促す事で改善が図れます。
胸式呼吸では交感神経が促される為、身体を活性化させることが出来ます。
当店でもおこなっているピラティスは胸式呼吸を基本としています。
・胸式呼吸と腹式呼吸はどっちが大切なの？？
結論から言うとどちらも必要です。
体幹を鍛え、綺麗な姿勢を維持するためには腹式呼吸が必要です。
しかし、腹式呼吸ばかりだと外肋間筋を使わなくなり、肋骨の動きが固くなってしまいます。
そうなると肩こりが生じたり、身体が固くなって上手く動作が行えなくなったりします。
大切なのはどちらも上手く使えるようにしておく事です。
身体に不調があるあなたはもしかしたらどちらかの呼吸法に偏っているかもしれません。
その場合は苦手になっている呼吸法を練習して、両方使えるようにしておく事で身体の不調が改善されていくでしょう。
いかがだったでしょうか？
今回は腹式呼吸と胸式呼吸について解説していきました。
どちらかに偏るのではなく、どちらも上手く使えるような身体にしておく事が不調を予防するので是非どちらも使えるように練習してみてください。
自分がどのような呼吸法を使っているのかわからない方や効率よく出来る練習方法を知りたい方はお気軽に整体院リハイロへご連絡ください。
あなたの呼吸法や身体の特徴を細かく検査し、最適な施術を提供させていただきます。
ご予約・ご連絡お待ちしております。