ひざが曲がらない、伸びない原因は??
皆さんこんにちは!
整体院リハイロです。
今回はひざの動きについて解説をしていきたいと思います。
ひざの痛みでお悩みの方は多くいらっしゃいますが、ひざの痛みと同時に曲げにくい・伸ばしにくいという症状があります。
なぜこのような症状が多くみられるのでしょうか?
今回はひざの動きの特徴と痛みとの関連について解説していきます。
・ひざの動きとは??
ひざの動きは、基本的に曲げる・伸ばすという方向になります。
ひざ周りの筋肉を鍛えるときも曲げる動作か伸ばす動作を行います。
※スクワットやレッグカールなど
しかし、ひざの関節を細かく見ると単純に曲げる・伸ばす動きだけでなく微妙に回旋といって捻れる動きが生じています。
これを医療用語で終末強制回旋運動と言います。
言葉を聞いただけでは全く意味が分かりませんよね。。笑
具体的には、ひざを伸ばす時には脛骨(スネの骨)が微妙に外側に捻れる動きが生じ、反対にひざを曲げていく時には脛骨は内側に捻れるような動きが生じていきます。
この動きはひざの曲げ伸ばしを行う際には必ず必要な動きになります。
なぜかというとこの捻れの動きがあることによってひざの噛み合わせが崩れる事なく、安定して曲げ伸ばしができるからなんです。
逆にこの捻れがないと、ひざの曲げ伸ばしを行う際に噛み合わせが悪くなり曲げ伸ばしが出来なくなるだけでなく痛みも生じてしまいます。
つまり、ひざが痛い方やひざの曲げ伸ばしが出来なくなった方は、このひざの終末強制回旋運動が起こりづらくなっているという事です。
・なぜひざの捻れが出来なくなるのか??
ではなぜひざの捻れが出来なくなるのでしょうか?
この終末強制回旋運動というのは意識的に行うものではなく、ひざの曲げ伸ばしを行うと自然に生じるものになります。
この自然な動きを邪魔するのが、ひざ周りの筋肉の硬さです。
終末強制回旋運動を行う為にはひざの”遊び”が必要になります。
この”遊び”とは、緩みの事です。
ひざに限らず、関節は曲げ伸ばしや捻ったりと動きを行う為に存在します。
関節がスムーズに動くための緩みとイメージしていただければ大丈夫です。
この関節の”遊び”があることで終末強制回旋運動が可能になります。
しかし、周りの筋肉が固くなることでひざの”遊び”がなくなり、終末強制回旋運動が出来なくなることで関節の噛み合わせが悪くなり、痛みが生じたり曲げ伸ばしが出来なくなるということになります。
いかがだったでしょうか?
ひざの痛みや動きの悪さに対しては、単純にひざ周りの筋肉を伸ばすだけではあまり効率的ではなく、しっかりと終末強制回旋運動を意識して、邪魔している筋肉はどこかを判別して行う必要があります。
当店ではスタッフ全員が国家資格を保有しており現場経験も豊富な為、一人一人の特徴を細かく検査し最適な施術を提供することが出来ます。
ひざの痛みや動きの悪さでお悩みの方はお気軽に整体院リハイロへご連絡ください。
お待ちしております。