坐骨神経痛の原因と対策を理学療法士が解説!〜令和4年最新版〜
皆さんこんにちは!
整体院リハイロ三吉店です。
今回は坐骨神経痛について解説させていただきます。
あなたは「坐骨神経痛」という言葉を聞いたことがありますか?
お尻の奥には坐骨神経という太い神経があり、この神経にストレスが加わった時、お尻から足にかけて痛みや痺れが出ることがあります。
この状態を坐骨神経痛と言います。
お尻から足にかけて痛みや痺れが出てしまうと、歩いたり立ち上がることが難しくなり、仕事中に出てしまうと集中して作業ができなくなりますよね。
では、なぜ坐骨神経痛が生じてしまうのでしょうか?
ご自身で予防することはできるのでしょうか?
これらについて解説を行っていきます。
・坐骨神経痛の原因!
まず坐骨神経痛はお尻の奥に存在しており、ちょうどお尻のエクボのあたりです。
この坐骨神経が顔を出す部分には「梨状筋」という筋肉があります。
この筋肉が硬くなってしまうことで、坐骨神経痛が出現します。
神経は筋肉の司令塔です。
坐骨神経が圧迫されたり傷ついてしまうとおしり~足の痺れや痛みが出現します。
また、足の筋力低下を起こす原因にもなる為、足を動かしにくくなり転びやすくなるなど転倒の要因になることもあります。
・坐骨神経痛の痛みの範囲
医学的に言われている坐骨神経痛の症状範囲は、おしり~太もも、ふくらはぎの外側と足裏です。
この範囲に痛みや痺れが出るケースでは、坐骨神経が関係している可能性が非常に高いです。
症状が軽度であれば、長時間動作にて症状が出現しますが、状態が悪化しているケースでは安静にしていても常時症状が出てきてしまいます。
・坐骨神経痛の症状
・お尻から足にかけて痛みや痺れがある
・長時間立っていたり座っていることがしんどい
・一定の動作で痛みや痺れが出てくる
・身体を丸めると痛みが強くなる
・足の冷えや指先の冷えが強い
これら項目に体の状態が当てはまる場合は、坐骨神経痛である可能性があります。
・坐骨神経痛ケアの方法
坐骨神経痛に深く関わる筋肉は「梨状筋」です。
そのため、梨状筋をケアしていくことが重要です。
ケアの方法としてはストレッチではなく、ボールを使ったマッサージを推奨します。
ストレッチでは梨状筋が伸ばされ坐骨神経を圧迫するリスクが考えられる為です。
梨状筋のボールマッサージ方法
1、仰向けとなり、膝を立てた状態でボールをお尻の部分にセットします
2、ボールを入れた側に足を倒していきます
※足を横に倒す角度で、強さを調整することができます
ストレッチ時間:2分間
強度:痛気持ちい強さ
ボールマッサージ後に痛みが強くなった、違和感が残る、などの状態になった時には、この運動を行うことはお控えください。
その場合は筋肉の硬さや神経症状がかなり強い場合が想定されるので、ご自身で対処しようとせずに、専門家に診てもらう事をオススメします。
・坐骨神経痛の症状が解消されることで、できるようになること
・足の痺れや痛みだけでなく、腰痛も解消される
・長時間立っていたり座るなど、今まで難しかったができるようになる
・長時間、同じ姿勢でいても疲れにくくなる
坐骨神経痛の症状が出ていると、普段の何気ない動作も制約されます。
ただ、この症状が改善されることで今まで我慢していたことやセーブしながら行っていたことも、症状を気にせず行うことができるようになります。
根本的から体を整える施術、運動でお体のお悩みを解消していきたい方は、ぜひ整体院リハイロへご相談ください。
あなたの不調の原因を細かく検査し、最短で良くなるように全力でサポートさせていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪